消毒液の作り方
現在、コロナウイルスに有効な消毒液として、手などの皮膚の消毒を行う場合には、消毒用アルコール(80%)を、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(0.1%)が推奨されています。
今回は、アルコール製剤である「消毒用エタノール」と、ハイターを使った「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」の作り方をご紹介します。
「次亜塩素酸ナトリウム液」の噴霧は行わないようにご注意ください。
※現在新たな入荷が難しい状況のため、商品ページへの案内を控えさせていただいております。
今回は、アルコール製剤である「消毒用エタノール」と、ハイターを使った「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」の作り方をご紹介します。
「次亜塩素酸ナトリウム液」の噴霧は行わないようにご注意ください。
この精製水を使用した製法は薬局製剤指針に基づき記載しております。ご家庭でご使用の際は水道水での代用も可能です。
また、「消毒用エタノール」として販売されているものは、すでにエタノールが消毒用の濃度となっておりますので、水で薄めずそのままご使用ください。
全国的に精製水が品薄となっておりますので、人工呼吸器など精製水が必要な方に行きわたるよう、ご理解をお願いいたします。
また、「消毒用エタノール」として販売されているものは、すでにエタノールが消毒用の濃度となっておりますので、水で薄めずそのままご使用ください。
全国的に精製水が品薄となっておりますので、人工呼吸器など精製水が必要な方に行きわたるよう、ご理解をお願いいたします。
【注意】「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」は異なるものです。
「次亜塩素酸ナトリウム」は従来から新型コロナウイルスの消毒に使われています。「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルスへの有効性については、現在検証中となっています。
NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年6月3日版)~
「次亜塩素酸ナトリウム」は従来から新型コロナウイルスの消毒に使われています。「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルスへの有効性については、現在検証中となっています。
NITEが行う新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年6月3日版)~
■家庭用台所洗剤に関しまして以下の成分に有効性が確認されました。(2020年6月3日現在)
・ 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%)
・ アルキルグリコシド(0.1%)
・ アルキルアミンオキシド(0.05%)
・ 塩化ベンザルコニウム(0.05%)
・ 塩化ベンゼトニウム(0.05%)
・ 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%)
・ ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%)
独立行政法人製品評価技術基盤機構より「新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト」が公表されています。
※リストは随時更新されていますので、こちらをご覧ください。(外部リンク)

・ アルキルグリコシド(0.1%)
・ アルキルアミンオキシド(0.05%)
・ 塩化ベンザルコニウム(0.05%)
・ 塩化ベンゼトニウム(0.05%)
・ 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%)
・ ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%)
独立行政法人製品評価技術基盤機構より「新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト」が公表されています。
※リストは随時更新されていますので、こちらをご覧ください。(外部リンク)
※現在新たな入荷が難しい状況のため、商品ページへの案内を控えさせていただいております。
【目次】
消毒用エタノールの作り方
容器について
エタノールを保管する容器は以下の素材のものを使ってください。
- ポリエチレン(PE)
- ポリプロピレン(PP)
- ポリ塩化ビニル(PVC)
無水エタノールを使う場合

- 無水エタノールを400ml入れる
- 精製水を100ml加える
- 混ぜる
エタノール(局方品)を使う場合

- エタノール(局方品)を415ml入れる
- 精製水を85ml加える
- 混ぜる
※無水エタノールとエタノール(局方品)の違いは?
それぞれ含有するエタノールの濃度が異なります。
・無水エタノール・・・・・・エタノール99.5vol%以上(アルコール濃度)
・エタノール(局方品)・・・・・エタノール95.1~96.9vol%(アルコール濃度)
ハイターを使った次亜塩素酸ナトリウム消毒液の作り方
ドアノブなどの消毒には「0.05%」以上の濃度が推奨されています。
花王の「ハイター」をご使用ください。「ワイドハイター」は酸素系漂白剤なので、消毒液にできません。
花王の「ハイター」をご使用ください。「ワイドハイター」は酸素系漂白剤なので、消毒液にできません。
「0.05%以上次亜塩素酸ナトリウム消毒液」を作る方法(500ml)

- 500mlのペットボトルに水を入れる
- ペットボトルのキャップで約2杯強(12.5ml)のハイターを加える(ハイターのキャップは0.5杯)
- 混ぜる
0.125%次亜塩素酸ナトリウム消毒液
・ ハイターの消毒液は、非常に強いアルカリ性です。手指には使用できません。
・ 吸い込むと「呼吸器に異常をきたす場合がある」ので、取り扱いにはご注意ください。
・ ご使用の際には十分な換気を行い、ご使用後は十分に水ですすいでください。
・ 漂白効果がありますので、衣類などの色落ちにご注意下さい。
・ 金属製品、繊維製品に使用すると、腐食や変色を起こす場合があります。
・ 希釈した液は、次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすくなっています。希釈液は保存せず、その都度つくるようにして下さい。
ハイターの他、使用できる市販の塩素系漂白剤を紹介します。(下記の他にも商品は多数あります。商品パッケージやメーカーホームページの説明に従って使用してください)
メーカー(50音順) | 商品名 | 作り方の例 |
---|---|---|
花王 | ハイター | 水1リットルに本商品25ml (商品付属のキャップ1杯) |
キッチンハイター | ||
カネヨ石鹸 | カネヨブリーチ | 水1リットルに本商品10ml (商品付属のキャップ2分の1杯) |
カネヨキッチンブリーチ | ||
ミツエイ | ブリーチ | |
キッチンブリーチ |